五橋 ride 純米大吟醸桃色にごり
五橋 ride 純米大吟醸桃色にごり
酒屋さんで一際目を引くそのルックスに釣られて買ってしまいました。
こたらの「五橋」ブランドのお酒は山口県岩国市の酒井酒造さんで造られています。
「五橋」の名前の由来は、岩国市にある五連の反り橋「錦帯橋」に由来し、錦帯橋の優美さを願い心と心の掛け橋にとの思いを込めて命名されたとのこと。
日本酒は通常黄麹を使いますが、この蔵元さんは白麹や黒麹を使ったりと色々とチャレンジングな事をしています。そして旨い。
今回買ったお酒は「赤色酵母」を使っているとのこと。
まさにお酒の色はピンクがかった赤色です。
では、早速頂いてみます。
の前に、この手のお酒は開けるときにキャップを一気に開けずに緩めたり締めたりを繰り返しながら少しずつ開けないと吹き出しそうになります。
「開栓ご注意」とも書いてありましたがすんなり空きました。
どこかの酒屋さんのホームページに、
今年は昨年よりもガス圧は弱めで(昨年比0.25倍)、うまさは1.25倍(蔵元独自解析比)!!
香りは、ヨーグルト、ヤクルト等の乳酸飲料の香りですね。
まだ飲んでないけど甘酸っぱい味がします笑
味はグレープフルーツ感が少しと、やはりヨーグルトや大人のカルピス的な感じです。
チリチリとした心地良いガス感も感じます。
にごりの部分を混ぜないとこんな感じです。
これを混ぜると
結構濁ってます。
アルコール度数11度ですが、クリーミーかつ濃厚な味になり、よりこのお酒本来の味を楽しめると思います。
龍澤 純米吟醸 槽垂れ にごり生原酒
長野県の信州銘醸株式会社さんのお酒です。
「黒耀の水」という「日本一の超軟水」を使っているらしいです。
火山活動の結果形成された黒耀石で濾過された水とのことで、
なんと硬度は驚きの「0.95」です。
参考にヨーロッパは200〜500ぐらい。
東京都の美味しい水だと60ぐらい、ミネラルウォーターの軟水でも20ぐらいです。
軟水を仕込み水に使っている蔵のお酒だと、口当たりが円やかでぽってりとした甘みのあるお酒になる傾向にあります(独断と偏見)
では実際に飲んでみます。
香り、パイナップル、ほんの少しメロン感も。
チリチリしたガス感は、、、感じられません。
でも、ただただ口当たりが非常に柔らかい、円やか、とろみさえ感じる。超軟水です。
味わいは、甘みと苦味が特徴的。それと少し辛みがあります。
口の中に適度に甘みを残しつつ後味は全くしつこくないので、どんどん飲めてしまいます。
旨いです。危険です。
試しに温めたらなんと!
味がボヤケました。
温めないほうが美味しいです。
「にごり」とありますが程よい薄濁りですね。
地酒と地魚 吟吟@大森
先日の自分の誕生日に東京は大森の銘店、吟吟さんへ行ってきました。
ここのお店の日本酒はフルーティーでジューシなものが多く、料理もお刺身を始め何を頼んでも美味しいです。
個人的にかなりのお気に入りのお店で以前はたまに行っていたのですが、コロナの影響もあり1年以上ぶりに行きました。
まずはビールで乾杯しました。
そして行くと必ず頼む、というか予約段階で頼むお刺身の盛り合わせ。
最初は茨城県の来福。
香りよし味よし。
僕の大好きな「十六代九郎右衛門」を造っている湯川酒造店のお酒。
フルーティーでジューシーで相変わらず旨いです。
香りはまろやかな口当たり
セメダイン系、少し青りんご系の香り。
口に含むと濃厚な味(セメダイン)
最後も清涼感のあるセメダイン(笑)
幻
バナナ
チリチリ缶はない。
口当たりはかなり円やかで熟したバナナひたすらバナナ
ニ兔
チリチリ感を感じる。
青りんご系の香り、軽くセメダイン。
口に含むと、旨味が口いっぱいに広がる。フィニッシュは辛味と苦味。
個人的に4つ星の旨さ。
あべ
にごり、凄く濃厚な青りんご系。
旨みたっぷり。
チリチリ感はない。
おりがらみ。
僕が日本酒の魅力に取り憑かれたきっかけのお酒。
出会いは15年ぐらい前の大学生のとき。
お米からこんなに美味しいお酒ができるのかと驚かされた記憶があります。
吟醸香が心地良い。
凄く甘い青りんご。
口当たりはとても円やか。
酸味は少し感じます。
而今で終わりにしようと思ったけど最後にもう一杯飲んで締めました。
ちなみにこれらは1人で飲んだわけではなく2人で飲んでますよ。
久しぶりに吟吟に行きましたがやっぱり日本酒のラインナップは素晴らしく、どれを飲んでも外れがありませんでした。
緊急事態宣言が開けたらまた行きたいですね。
不動 直汲み新酒しぼりたて 純米吟醸無濾過生原酒
「鍋店」
これってなんて読むかわかりますか?
「不動 直汲み新酒しぼりたて 純米吟醸無濾過生原酒」を去年の12月にこっそりと飲んでいました。使用米は美山錦です。
こちらは千葉県成田市の鍋店株式会社さんのお酒です。
鍋店(なべだな)です。僕はずっと「なべてん」と読んでいました。
由来を要約すると料理に使う「鍋」と老舗という意味の「お店(おたな)」が結びついて『鍋店』(なべだな)と呼ぶようになった。
と、言い伝えられているそうです。
(蔵元HPによると。)
こちらの蔵元、もともと「仁勇」という銘柄を造っているようで、炭素濾過なし、火入れを最小限にした「不動」は2004年に誕生したとのこと。
とういことで、こちらもフレッシュ&ジューシーで私の好きな銘柄です。
最近千葉の日本酒美味しいですよね。寒菊とか、鳴海とか。好きです。
で、久しぶりに飲んだ感想は、
香りは青りんご系、
口に含むとピリピリとガス感。
そしてほんのりとした甘さが口の中に広がります。
後味は辛味と苦味をバランス良く感じます。
フレッシュな甘さを感じつつ料理の邪魔をしない清涼さもあります。
個人的にはもう少し熟成させて味が乗ったほうが好みですが、この青さも新酒っぽくて好きです。
日本酒用に冷蔵庫(レマコムRRS-100NF)を購入しました。
皆さんは買った日本酒の保管はどうされていますか?
僕は家庭用の冷蔵庫で保管していました。
香り有り、ジューシー系が好きな僕は、一升瓶だと開栓して、味が変わる前に飲みきれないので基本買うのは4号瓶ですが、家の冷蔵庫だと5本は保管できるので、これで満足してました。
数ヶ月前までは。
でも11月の新酒の季節になり、酒屋さんに行くと買いたいお酒が沢山ある!でも冷蔵庫のキャパから我慢せざるを得ない。
だけど新酒の時期が終わると、酒屋さんに行っても買いたいお酒が無いときもある。
買いたい時が買い時だ!
さらにこの時期のフレッシュなお酒を家庭用冷蔵庫で保管してしばらく経つと開栓時、フレッシュさが失われている時がある。
ネットで調べると新鮮さをキープするにはどうやら「−5℃」で保管するのが良いらしい。
と言うことで題名にあるレマコムの冷蔵庫を買ってしまいました。
色々と調べましたが、値段と−5℃で保管できる観点から見るとレマコム一択でした。
ショーケースタイプも有りますが、結露がすごいという事でストッカータイプにしました。
自分へのXmasプレゼントと言うことで、去年の12月25日に注文しましたが、かなり大きくて重いせいか、サンタさんが持ってきてくれたのは年を越した1月中旬です。
しかも用意しておいた靴下の中には入れてくれず、玄関に置いていきました。
キッチンに置くとかなり狭くなってしまうのでリビングの片隅に設置しています。
でもアース線の繋ぎ先が…
注意事項に書いてあるとおり設置後、6時間以上経ってからプラグをコンセントに挿しました。
後は故障の恐れがあるので「急速冷凍スイッチ」は1時間以上オンにするなとのこと。
また、温度調整は1〜8のダイヤルを回すだけで、庫内の温度が何度になっているかわからないので100均で温度計を買ってきました。
3ぐらいに設定。
これでだいたい−4℃ぐらいに冷えてます。
良い感じです。
動作音についても思ったよりも全然うるさくないです。テレビつけてたらわからないレベルです。
とりあえずこんな感じで冷蔵庫の日本酒を入れてみました。
白いヘラは霜取り用みたいで、冷蔵庫の付属品です。
−4℃で冷やした日本酒を早速飲んでみましたが、かなり良い感じでした。
まだスカスカですが、これからどんどん日本酒を買って庫内を満たしていくのが楽しみです。
コロナの影響でお気に入りの居酒屋さんもなかなか行けないですし、当面は家飲みの環境を整え心と肝臓を満たしたいと思います。
正直、設置した当初は日本酒用にこんな大きな冷蔵庫買う必要なかったかな。既にある冷蔵庫で十分だったかな。とも思いましたが、とりあえずは買ってよかったです。
年末に自宅で日本酒会(風の森飲み比べとか)
本当だったら年末の休みは居酒屋に繰り出し日本酒を好きなだけ飲みたいところです。
だけど今年はコロナ禍なので、家で友達を呼んでの少人数の日本酒会を開催しました。
今回僕が用意した日本酒はこちら。
これに加え友達が「山川光男」を差し入れてくれました。
友達の一人が「風の森」が好きだということで、80%磨きのものを、お米違いで用意してみました。
右から雄町、露葉風、山田錦です。
右から4番目の「亀甲花菱」は埼玉県のお酒です。
これは酵母に埼玉G酵母と言うものを使っているのですが、なかなかと言うかほぼ店頭で買えない埼玉が世界に誇る大人気日本酒である花陽浴も使っている酵母。
花陽浴に通じる香りや味わいがします。
ただ味わいは、先行逃げ切り型なので開栓したら早めに飲み切ることをお勧めします。
一番左は、石川県の「獅子の里」と言う銘柄。
今回の飲み会のために用意したお酒は、全部同じ酒屋さんで買ったのですが、「獅子の里」の初しぼりは店主のおすすめとの事で買ってみました。
さて、風の森の飲み比べですが、3本とも開栓した瞬間、「シュポッ」と瓶内からガスが吹き出す音。
どれも飲んだら心地よいシュワシュワ感を味わえそうです。
香りはどれもサイダージュース。清涼感があって甘い香りです。
味わいは個人的には露葉風が一番好みでした。
2番目が雄町、山田錦は予想外にスッキリしてましたね。
「亀甲花菱」は花陽浴の様に思いっきりカプロン酸エチルです。
好きな人はハマると思います。僕はハマってます。リピートします。
友達も会の終わりに余った日本酒で好きなやつを持って帰っても良いよと言ったら真っ先にこいつを確保してました。
獅子の里はおりがらみなのですが、おりを絡めて飲んだほうが、美味しかったです。
おりを絡めないとスッキリしすぎてるかな。
と言うことで、普段一人で飲んでると中々飲み比べとかは出来ませんが、何人かで飲めばこんな感じで色々と楽しめるので良いですね。
実は日本酒の保管用に専用の冷蔵庫を買ったので今後は定期的に開催していきたいです。
寒菊 電照菊 山田錦50 純米大吟醸おりがらみ生原酒
最近自分の中で日本酒魅力度ランキング1位独走中の千葉県の寒菊です。
ちなみに千葉県自体は本家のランキングでは21位です。微妙です。
前回飲んだ雄町と飲み比べをしようと思い一緒に買ってました。
自分の弱い肝臓の都合上、同時には飲めませんでしたが。。
では美味しいに決まってますが、実際に飲んでみます。
香り
パイナップル系の香り。
下にチリチリ感じる微炭酸がフレッシュな証で気持ち良いです。
味わいは甘い南国フルーツ。甘旨味が口の中で爆発します。まるで熟したパイナップルジュースを飲んでいるみたいです。口の中が幸せで満たされます。自然と顔がニヤけてしまいます。
なので人前で飲むときは注意が必要です。
最後に苦味が少しでベタベタした甘さを残さない。だけどあと引く甘さ。まるでマジックですね。
グラスに注いだところ。けっこうオリガカランデマスネ。